最近は透析の穿刺の際もエコーガイド下穿刺が広まってきており、穿刺の難しい患者さんに良く用いられるようになってきました。もちろん透析患者さんも高齢化してきており、穿刺が難しい方が増えているため、エコーが広がってきているという見方もあります。
さらに、エコーが近年画質が向上し、更にコンパクトになってきていることもエコーが広まる要因であったと思います。
今バスキュラーアクセスエコーのセミナーが大盛況となっているようです。
しかし意外と透析室でどのような超音波診断装置を選んだらよいのかということはを教えてくれるセミナーのようなものはありません。
私自身が病院のエコーを選ぶときに、10台程度のエコー機器をデモという形でお借りして触らせてもらいました。そのときの経験したこと感じたことも合わせていきたいと思います。
今回は「うちの透析室で今度エコーを1台買っていいよとなったのでどう選んだらいいでしょうか?」という前提で、その選び方のアドバイスになればと思います。
機械本体については少しざっくりとした理解になりますため、各エコー会社さん訂正等ありましたらご指摘お願いします。
まずは
A:画質を決めるものは?
B:エコーの用途を考える ~大は小を兼ねない~
の2つに分けて考えたいと思います。
コメントを残す